「お菓子屋さんに、私はなる!!」
2021.10.17
35歳の誕生日の翌日、お姉ちゃんとLINEをしていてズザザーーーー!と心が動いた。
「よっち、やろうや!」の一言で。
(小さい頃からのあだ名はよっち。
お姉ちゃんにはいまだにそう呼ばれ、私も家族の前では自然と一人称がよっちになる不思議現象が起こります。)
35歳を迎えて、自分の今の状況。
もどかしさ。数年先自分がどうなっているか想像出来ずに過ぎていく毎日に、なんだかなーーーー。とモヤモヤとしていたところに、お姉ちゃんの一言で決心がつきました。
自分の好きなことを通して、イキイキとして生きていきたい!
幼い頃に抱いていた夢。
幼稚園の誕生日記念の録音テープに残されている先生からの
「大きくなったら何になりたいですか?」
の質問に大きな声で答えた
「ケーキ屋さん!」
高校推薦入試の時に面接の時の試験官からの
「Why do you enter this school?」
の質問に答えた
「Because I want to become a pastry chef. パティシエになりたいからです。」
(高校では、国際科で英語を学びました。
英語を学んで外国でお菓子の勉強をして腕を磨きたい。というようなことを続けて言った気がします。
今思うと、製菓学校に行った方がいいのでは?と思いますが、打ち込んでいた部活の関係があったりで・・・
きっと、面接官の先生方も、こいつは何を言ってるんだ?と思われたかと思いますが、無事に合格しました。笑)
好きな英語と部活の推薦が受けられる大学に進み、卒業し、不動産業界に就職。
いつしか、パティシエになりたいと思っていた夢はどこかにいってしまいました。
結婚して子供も産まれ、月日が経ち、歳を重ねてふと立ち止まった時にこのままでいいのかな。
何か自分の人生に誇りを持てる自分でありたいと憧れる部分がありました。
テレビ番組のセブンルールに出てくる女性がみんな芯をもって自分の道を歩んでいる姿に魅せらていました。
自分には無理だよな。資格は英検2級と普通自動車の免許のみ。
何ができるんだよ。と。進む前に自らブレーキをかける。
でも、私のことを一番知っているお姉ちゃんに背中を押されました。
何か行動を起こす人が成し遂げている。
よっちは食べ物が向いている。ほんとそれだけは思う。と。
幼いころから、母の隣で晩御飯を作る手伝いをして料理を教えて貰い、
いつからか、お菓子作りが好きになり中学の頃はクッキーを沢山焼いて部活のみんなに配ってたな。
オーブンの前で焼けるまで覗きながら待ってたな。
図書館で沢山のお菓子の本を借りて作ったな。
あの頃焼いたレモンピールのクッキーの味を今でも覚えてる。
子供が産まれてから手作りの優しいおやつを食べさせたいと思い作り、
子供が大きくなり、一緒におやつを作ります。
気づけば、ずーっとお菓子作りは私の中にありました。
よし!
今だ。
やろう。
やってみよう!
今できることを行動してみよう!
なぜか、心が動くと沢山のアイディアがあふれ出しました。
忘れないように、ルーズリーフを引っ張り出して書き留める。
自分でも、不思議な感覚。
歳を重ねたからこそ出てくるアイディアも沢山。
やりたいことって、こんなに自分を自然と動かすんだな。という。
生きてきて、初めての感覚でした。
それから興奮して、わくわくして夜なかなか眠りにつけませんでした。
とにかく、やってみる!
私の夢が35歳の人生折り返しにしてスタートです。
この気持ちを忘れないように、綴りました。
何からすべきかも分かっていない今。
それでもわくわくしています。
楽しみです。
・・・裏話・・・
でも、お店を開くとなったら税金とか確定申告とか手続きとか色々わからないことが山積み。先に行政書士の勉強する?いや、税理士で良いのか?
という違う勉強をし始めようとする私に、「お菓子屋さん始めようって言って税理士の勉強し始める人おらんぞ!!!どれだけ遠回りする気や!!!」
とお姉ちゃんのストップがかかりました。
軌道修正役のお姉ちゃん。
お姉ちゃんも、新たな夢に向かってスタート。
いつか一緒にコラボできたらな。
というまた別の小さな夢ももってスタートです。